2012/01/02

The typical Question – Why mBa?

MBA面接に必ず聞かれる質問。そもそも大金と貴重な時間を費やして、安定している職場から離れて、しかも家族持つで、再び学校に戻って勉強する価値があるのか、MBA留学を考えている人にとって根本的な質問だ。

例として、2年間でアメリカMBA留学としたら、学費はUSD100K、生活費はUSD60Kそして30歳ぐらいの社会人なら平均700万の年収で2年間の機会費用としてUSD180K (1USD=77, 201212日現在)などを全部足すとなんとUSD340K! この金額だったらマレーシアの郊外なら一戸建ての家は4軒ぐらい建てられる。そして、2年間は本業と全く違う勉強をして、卒業したら元の職場に戻れるか、戻っても勉強した知識は役立つのか、他にもっといいチャンスはあるのか、深慮しないといけない。

で、なぜMBA?

20歳の時、10年後に社長になりたいと夢を見た。。。31歳になった今まだ普通のサラリーマンだった(嘆)。でも、粘り強い性格だから、まだ夢を諦めていない!しかも、占いをやった結果、僕は晩年運が強いタイプだと言われていた(笑)。まあ、運気はどうであれ、やりたいことを達成するために自分は何が弱いのか常に考えている。今までずっと理科を勉強してきた自分はもし経営者になりたいだったら、商科の知識はもちろん、いわばソフトスキルのリーダシップ、コミュニケーション・スキル、ネゴシェション・スキルなども身につけないといけないと思った。今の仕事ではこれらを習得するのは困難であろうと思って、何か近道あるのかと探したら、MBAに辿りついた。

そして、MBAと言えばやはりネットワーク。将来はどういう職場、立場になるのはまだ分からないが、ビジネス上、プライベート上でも一生付き合える仲間の輪を広げたい。ヨーロッパのビジネススクールなら学生は90%以上が外国人で、ひとつのクラスで多ければ40カ国以上の留学生が在籍する。有名大学ほど入学に厳しく、集めてきた学生は自国のエリートたちだから、MBA通じてあらゆるバックグランドの学生と意見をぶつかり合って、想像以上のシナジーが誕生するではないかと期待する。

そして、(ちょっと小さい声で言わせてください)そろそろアジアから出たいわ。。。日本に来てからいろんな国に訪ねたが、いまさらアジアから出たことない。だからアジアの外でどういう世界なのか見てみたい。日本に来て8年間、散々母にマレーシアに帰ってくださいよ、と言われている。母の気持ちは凄く分かるが、でも若いうちに世界のあちこちで生活してみたいから、どこに行っても親孝行を忘れないようにと心の中で母に誓った。

で、値するの?

夢を実現するために、金銭と時間の投資が必要だ。だから惜しまずMBA留学を決定した。